明治安田、ANZの保険子会社買収を否定 – NNA.ASIA

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明治安田生命保険は14日、同社がオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の保険子会社ワンパス(OnePath)を買収する方向で最終調整に入ったと報じられたことに対し、「そのような事実はない」と否定した。ANZは、生命保険や退職年金部門を含むオーストラリアの資産管理事業の売却を検討しており、明治安田のほか、第一生命、三井住友海上火災保険、地場の金融大手AMP、スイスのチューリッヒ保険などが買い手候補に挙げられている。【NNA豪州編集部】

明治安田の広報はNNA豪州に対し、「報道されたような事実はない。ただ、オーストラリアを含む海外での保険事業展開について調査研究を進めている」と話した。同社は今年3月には、米国の生保スタンコープ・ファイナンシャル・グループの買収を完了していた。

一方、ANZは先に、不調だったアジア太平洋5カ国・地域の富裕層向け資産管理・リテール事業を、シンガポールの金融大手DBS銀行に売却すると発表。また、ANZのエリオット最高経営責任者(CEO)は、オーストラリアの資産管理事業の全部または一部についても、既に複数の買い手候補から接触を受けたことを明らかにしていた。これにより、45億豪ドル(約3,647億円)以上の調達を目指しているものの、事業をまとめて売却する場合は大規模で複雑な取引となるため、完了まで少なくとも12カ月を要する可能性があるとみている。業界関係者の間では、買い手は技術や電子商品・サービスに投資する必要があるため、成約と同目標金額の達成は難しいとの見方も出ている。

ANZの資産管理事業のうち最大の部門は生保で、昨年の収入保険料は16億豪ドル。今年6月時点の国内市場シェアは13%だった。ANZは2002年、オランダの金融大手INGのオーストラリアとNZの資産運用事業と生命保険事業の権益49%を取得して合弁を組んだ後、09年に完全に買収し、10年にワンパスブランドを開始。昨年には、ワンパスのニュージーランドの医療保険部門を2,260万豪ドルで、オーストラリアの医療保険大手NIBに売却していた。

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