確固たる軸があれば、肩書きもビジョンもいらない―格闘家・小川直也

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一体、サラリーマンとはなんなのか。元会社員である著名人たちが会社員時代を語る。“名刺を捨てた男たち” は当時、何を考えながら働いていたのか。仕事へのモチベーション、プライベートとの比重、そして夢への挑戦……。

ひとつだけ言えるのは、全身全霊その職務に取り組み、中途半端な仕事はしなかった。そして、その経験が活きているからこそ、彼らの「今」がある。その核心にせまるべく、「For M」編集部は“名刺を捨てた男たち”に単独インタビューを敢行した。

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小川直也、48歳。プロレスラー、総合格闘家、タレント、歌手。元柔道選手(五段)、バルセロナ五輪銀メダリスト――。そうか、彼はたしか柔道家だったけど、プロレスラーとか総合格闘技とかもやってたよな……。

四角い道場とかリングとかっていう枠のなかで、大暴れする小川直也をみんな見ていた。そう、同じく四角いテレビという枠で、「ハッスル! ハッスル!」と連呼していた、あの彼だ。

今回の“名刺を捨てた男”は小川直也。明大柔道部から日本中央競馬会(JRA)へ、柔道家からプロレスラーへ、総合格闘技家へ、そして父へ……。50歳を前に、今、小川直也は何を感じ、何を想うのか。雪が舞う茅ヶ崎、小川道場へ2016年12月初旬、向かった。

写真:山田英博 文:大野雅人

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