「スターフェスティバル」岸田祐介:チャンスを逃すな!もったいない精神から生まれる起業家魂

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世の中を変えるのは、当たり前のことを異常なくらいやれる「情熱」

とにかく「30歳で起業」とだけ決意していた

「『楽天』に入社して3日目くらいで『とりあえず5年はここで頑張ろう!』と決めたんです。なぜ“30歳”を区切りとしたのか、あまり根拠もなかったですね」

そう語る岸田は、起業内容も決まらないまま30歳で退職。約1年間の“起業家浪人”期間を過ごし、「飲食店が営業していない昼の時間」を利用することに辿りついた。

我が社がやっている事業は、『有名レストランの空き時間を使ってお弁当を製造してもらう』こと。そして、あとはウチが販売から配送まで全部請け持ちますよ……と。

最初はレストランの軒先を借りて弁当を売るということを考えていたのですが、楽天時代に出前の弁当屋をインターネット上で集める、いわゆる“楽天市場の弁当版”みたいなサービスを立ち上げたことがあるんです。

そういう過去から得た知識や経験がミックスされ、今に至っている。つまり、動きながら業務の形態が自然とアレンジされていったわけです」

■机上の空論で悩むな! まずはやってみろ

もし、「起業」を希望する人からアドバイスを請われたとしたら、「あなたが30代半ばまでの年齢であれば、机の上だけで考えるのはやめて、さっさとやったほうが良い」と岸田は断言する。

「今ってちょっと知識があれば、お金がなくてもパソコン1台で起業できちゃうんですよ。たとえば大学卒業後にすぐ起業して3年間頑張ってみて、それが仮にダメでも、まだ25歳じゃないですか。そこから転職して……全然大丈夫ですよね(笑)。

まだまだ、世間一般の常識として『起業するには資金がなければダメ』『何で起業するかが決まらないまま動くなんて問題外!』……というイメージは根強く残っていますが、別に『会社に所属するか起業するか』の二択で今後の道を選んだって、若いうちは構わないんじゃないでしょうか?

そもそも机の上で考えたプランがその通りに動くことはほぼないです。机の上で7割、残りは”見切り発車”でやりながら作り込んでいくほうが良いですよ」

ここでちょっとだけ意地の悪い質問をしてみた。「岸田さん自身が、ほかの経営者と違うと感じている部分」とは……?

「う〜ん……僕は『こうしたほうが絶対にみんながハッピーになれるんだ!』という世界観を築いてから、それへ向けていろいろ思考を巡らせるタイプなのかな? ただ、ほかの経営者の方々と比べて、この考え方が少数派だとは思わない。そういう意味で、僕は『至って普通』。

だけど、普通であるがゆえに、世の中の“普通”が理解できて、そのなかから『カラオケ屋さんの閉店時間がもったいない』『ゴミ箱に捨ててある高級ブランドのリボンがもったいない』『楽天で身につけたスキルを活かさないのはもったいない』『レストランの空き時間がもったいない』……と、つい誰もが見落ちしがちな“もったいない”をピックアップする感性に関しては長けているのかもしれません。

そして、どんな時代でも、そうやって見つけてきた『当たり前のことを異常な規模で、異常な時間をかけて実行する“情熱”』こそが世の中を変えていく、と僕は信じています」

2009年にサービスを開始して以降、現在までで累計1,370万食以上のごちそうを提供してきた「スターフェスティバル」。これだけ多くの人に愛されてきたのには、岸田祐介の情熱があってこそだろう。

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