Motorola、「Moto G5」の日本市場への投入を表明 – PC Watch

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Motorola MobilityのMoto G5は指紋センサーも兼ねているホームボタンから左右にスワイプすることで、戻るボタンとタスク切り替え相当のボタンとして利用できる

 Motorola Mobilityは、2月27日(現地時間)からスペイン王国バルセロナ市で開催中のMWC 2017において記者会見を開催し、同社のメインストリーム向けスマートフォンとなる「Moto G5」、「Moto G5 Plus」を発表した。これに加え、3月1日に日本の報道関係者を対象にしたラウンドテーブルを開催した。

 ラウンドテーブルには、モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 ダニー・アダモポーロス氏、Motorola Mobility グローバルプロダクトマーケティング シニアディレクター ジェームズ・ティーディー氏、そしてLenovo モバイルビジネスグループアジアパシフィック担当副社長 ディロン・イエ氏の3人が参加した。

Moto G5/G5 Plusは数週間の間に日本でも発表されると明らかに

Q:MWCでMoto G5/Moto G5 Plusを発表した。両製品の日本市場への投入はあるのか?

アダモポーロス氏:答えは“イエス”だ。両製品とも日本で販売する。数週間のうちに東京で発表会を開催する予定だ。サプライズのために、メモリの容量や価格、発売時期に関しては今日は何も言えない。それ以外のMoto G5/Moto G5 Plusに関する質問に喜んでお答えしたい。

モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 ダニー・アダモポーロス氏

Q:昨年発売したMoto G4 Plusのユーザーの反応は?

アダモポーロス氏:Moto G4 Plusはお陰様でお客様の評判は上々だ。特に小売り店の評判がよい。それを受けて、我々も力を入れており、Android 7.0へのアップデートを1月に行ない、auのVoLTEにも対応した。

【訂正】上記の「auのVoLTEにも対応した」という箇所について、Lenovoより、Moto G4のVoLTEはauが動作保証をするものではないとの訂正が入りましたので、ここに付記いたします。

Q:Moto G4 Plusをリリースした時にはPlusのみをリリースした。今回はMoto G5とMoto G5 Plusの両方をリリースするというのはなぜか?

アダモポーロス氏:Gファミリーは非常に日本で成功している。このため、2つの価格帯に製品が投入できるのがいいと考えて2つの製品を投入することにした。

Q:Moto G4 Plusでは5.5型のディスプレイだったが、Moto G5 Plusでは5.2型とディスプレイがやや小さくなっている。これはなぜか?

ティーディー氏:製品としてのバランスを取った結果だ。ただ、従来製品ではディスプレイの最下部はAndroidのホームボタンなどが占めていたが、今回の製品ではホームボタンは指紋センサーと同じハードボタンになっており、設定でAndroidのソフトウェアボタンを非表示にできる。この場合、ホームボタンから右方向にスワイプするとアプリ切り換え、逆にホームボタンから左方向にスワイプすると戻るボタン相当として使うことができる。そうしておけば、実質的には表示エリアは小さくなっていない。

Motorola Mobility グローバルプロダクトマーケティング シニアディレクター ジェームズ・ティーディー氏

Moto G5でのホームボタンからのスワイプで戻るボタン(左にスワイプ)、タスク切り替え(右にスワイプ)相当の機能を実現しており、設定でソフトウェアボタンをオフにできる

Moto G5とMoto G5 Plus、標準状態ではソフトウェアのホームボタンが表示されている

Q:今回のMoto Gファミリー製品はMoto Modsには対応していない。Moto ModsはMoto Zシリーズ向けだけということなのか?

ティーディー氏:我々はMoto Modsは、ハイエンド向けだと考えている。今回のMoto Gファミリーはセグメントが異なる製品だと考えているので対応していない。

Q:Amazon Alexaへの対応を発表したが、Google AssistantではなくAmazon Alexaを採用したのはなぜか?

ティーディー氏:Amazon Alexaを採用したのは、市場シェアが非常に高いからだ。だが、我々はGoogle Assistantを搭載しないというわけではない。GoogleがAndroidにGoogle Assistantを搭載するのに合わせて実装していく。我々にとってユーザーがどちらを使ってもかまわないわけで、ユーザーに選択肢を与えるそれが我々の考え方だ。

Moto Z用のMoto ModsのAmazon Alexa対応版の開発意向が表明された

Google Tangoに対応したMoto Modsの開発を行なっており、近い将来に製品化も?

Q:日本市場へ取り組む上で重視していることは何か。

アダモポーロス氏:日本市場は非常にタフで、チャレンジングで、北米や欧州などよりもユニークで楽しい市場だ。ビジネス的に見れば、日本のSIMロックフリー機市場は成長している。昨年(2016年)はMoto G4 Plus、そしてMoto Zをリリースして、我々にとっていい年だったと思う。2017年も引き続き成長が期待でき、SIMロックフリー機市場が引き続き成長するのに合わせて我々も成長していきたい。

 日本市場は、1つの機種で全てをカバーできるような単純な市場ではない。例えば、Moto Modsだが、その同時購入率はグローバルに見て非常に高い。例えば、ハッセルブラッドカメラは日本市場では全Modsの売り上げの中の43.5%を占めている。ハッセルブラッドのカメラがこんなに高い割合を占めているのはグローバル市場の中でも日本市場だけのユニークな特色だ。

 ちなみに他の市場を見ると、北米ならバッテリだし、オーストラリアであれば53%がスピーカーだ。そうした異なる市場のニーズを吸収するという観点からもModsのメリットは大きいと考えている。

日本でのMoto Modsの販売比率、圧倒的にハッセルブラッドのカメラが売れているという

Q:現在Motorolaは日本ではSIMフリー市場のみで販売しているが、依然として日本市場では通信キャリア経由での販売が大きな割合を占めている。例えば、日本の大手3キャリアなどから販売する予定はないのですか。

アダモポーロス氏:MNOキャリアを含む、全ての通信キャリアとはお話をさせて頂いている。今回は関係者の皆様もこのMWCにお見えになっており、実際にお話をさせて頂いている。今後良いタイミングがあれば、通信キャリア経由でリリースしていきたいと考えている。

Q:今回のLenovoブースは、LenovoブランドのPCおよびタブレットか、Motorolaブランドのスマートフォンのみが展示されている。唯一のLenovoブランドのスマートフォンはPHAB 2 Proぐらいだが、今後Lenovoブランドのスマートフォンはなくなっていくのか。

イエ氏:市場によりターゲットが異なる。例えば、インドでは我々はLenovoブランドとMotorolaブランドを合わせて2位の市場シェアを持つ。そうした成長市場などでは依然としてデュアルブランドが有効だと考えている。それに対して、同じアジア太平洋地域であっても、日本のような市場ではMotorolaブランドだけの方が良いと考えている。また、Google TangoのPHAB 2 Proに関してはタブレットという扱いになっているので、Lenovoブランドということもある。

Lenovo モバイルビジネスグループアジアパシフィック担当副社長 ディロン・イエ氏

Q:なぜTangoを搭載したMotorolaのスマートフォンはないのか?

ティーディー氏:Tangoに関しては非常に先進的な機能なので、今後Moto Modsで採用できないかということを検討している。現時点では具体的に発表できることはないが、今後も検討を続けていきたい。

Q:MotorolaはほかのAndroidベンダーのようにAndroidをカスタマイズするのではなく、クリーンなAndroidを搭載する方針でやってきている。Huaweiやソニーのように、ソフトウェアによる機能を強化していくという方針に転換することはないのか?

ティーディー氏:我々はクリーンなAndroidを利用するという哲学を持っている。例えば、写真で言えばGoogleのツールではなく自社のフォトビューアを入れたとすると、Googleのそれと自社のそれが両方存在することになる。これはユーザーにとって混乱する要素になる。我々はクリーンなAndroid体験が優れていると考えている。

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