セブンプレミアムが「生鮮PB」を始めた理由 – 東洋経済オンライン

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高地バナナや豚ロース、サーモンを品ぞろえ

「セブンプレミアム フレッシュ」にはバナナからサーモン、カナダ産の豚ロースなどが並んだ。スーパーの店頭で支持を得られるか(撮影:梅谷秀司)

流通王者が打ち出した新機軸は消費者に受け入れられるか――。

セブン&アイ・ホールディングスは3月9日、野菜や精肉、鮮魚など生鮮3品を主軸とする新PB(プライベートブランド、自社企画商品のこと)「セブンプレミアム フレッシュ」を展開すると発表した。バナナや豚肉、サーモンといった新商品を3月から順次発売する。

セブン&アイの井阪隆一社長は「従来PBは(低価格の)価格訴求型というイメージがあったが、われわれは品質重視、価値重視で商品開発を進めてきた」と強調する。こうした考えを今回の生鮮PBに反映させたという。

コンビニではなく、スーパーの店頭を中心に展開

たとえば、今回投入するバナナの商品名は「濃厚旨みバナナ」。バナナは高地で栽培するほど糖度が増すといわれる。そこでセブンプレミアムでは標高1000メートル以上の農園で栽培されるものに限定。価格は一房321円(税込、以下同)と決して安くはないが、「味と価格のバランスがとれていれば(消費者に)受け入れられる」とセブン-イレブン・ジャパンの石橋誠一郎・商品本部長は自信を示す。

こだわりの豚ロース「カナダポーク」もお披露目された(撮影:梅谷秀司)

それ以外にも「カナダポーク」という豚ロースは、小麦を多めに配合した独自の飼料を使うことで肉質が締まり、品質が向上している。価格は100グラムで159円。この肉で作られたトンカツは、冷めても柔らかさを保っているのが印象的だった。

実は、今回投入する生鮮PBはコンビニをメインとしていない。イトーヨーカドーやヨークマート、ヨークベニマルといったセブン&アイ傘下の総合スーパーや食品スーパーを中心に展開する。





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