ブランド蜜柑を支える化学の力 – ヘッドライン ニュース

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ブランド蜜柑を支える化学の力

 季節感で言えば名残だろう。そろそろ食卓から消える時期も近いが、今年も蜜柑をよく食べた。副腎の働きを活発にするとか、フルーツを食事の前に食べると良いなど専門家の意見を聞いて、朝からせっせと食べている▼この蜜柑、有名な産地は、愛媛、和歌山、静岡だろう。蜜柑の3大産地であり、ブランドでもある。だが蜜柑は関東地区を含め、日本で幅広く栽培されている。このなかで九州産が今、3大ブランドと競合しているという▼とくに長崎県・佐世保のJAながさき西海の蜜柑は糖度が高く、「味まる」や「味っ子」のブランドで人気上昇中。最高級品とされる「出島の華」という特級ブランドは、2年連続で天皇賞を受賞している。糖度14%という甘さは加工品としても人気があり、そのジュースは日本橋の高級フルーツ店で1本2000円を大きく超える▼この品質の高い蜜柑作りに化学が一役買っている。原料はポリエチレンだが、透湿、通気性、高い乱反射率を持った材料が農業用シートとして使われ、土に必要以上の雨水がしみこむのを防ぐ。厳しい品質管理とあいまって三大ブランドにも負けないおいしい蜜柑の生産に貢献している▼品質の高い蜜柑は長崎から佐賀、熊本にも広がり、九州産の蜜柑の価値を上げている。化学の力で新ブランド作り。どんどん広がって欲しい。

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