松屋銀座で新海誠監督作品「君の名は。」展開催 企画書や絵コンテ、レイアウト修正など300点を展示 – IGN JAPAN

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興行収入260億円の大ヒット作となった新海誠監督の長編アニメーション映画「君の名は。」。松屋銀座では3月8日から20日まで、この映画の企画書やレイアウト修正、新海誠監督による絵コンテなど、貴重な制作資料を集めた新海誠監督作品「君の名は。」展を開催している。多彩なグッズの販売や映画にちなんだコラボメニューの提供もあって、映画の世界にどっぷりと浸れるイベントとなっている。

「夢と知りせば(仮)-男女とりかえばや物語」。小野小町の和歌と、平安時代に書かれた男女入れ替わりの物語を題に取り入れたこの企画書から、映画「君の名は。」は始まった。松屋銀座8階イベントスクエアに設けられた新海誠監督作品「君の名は。」展の会場に置かれたこの企画書から、作品のルーツのようなものをうかがい知ることができる。

会場にはまた、新海誠監督が映画のストーリーを絵にして並べていった絵コンテが飾られている。瀧や三葉といったキャラクターたちの表情や動き、背景となる場所などが細かく描かれていて、1本のアニメーション映画を新海誠監督がどのように設計していったかが分かる。ラフのような絵で流れを指示する絵コンテもあるが、新海誠監督の場合は、映画をコマ割りして見せているように細かい点が特長。写真なども張り込んでどのような雰囲気にしたいかを、絵コンテ段階から強く意識していることが感じられる。

こうした新海誠監督の絵コンテや、映像化されたビデオコンテを受けて、アニメーターたちが原画を描き、アニメーションが作られていく。展覧会場には本編作画監督の安藤雅司さんや、オープニング作画監督の田中将賀さんによる原画へのレイアウト修正、安藤雅司さんによるキャラクター設定表などが飾られ、日本でもトップクラスにいるクリエイターの技を間近に見ることができる。

展覧会場に設置されたモニターでは、新海誠監督へのインタビューが流れていて、その中で安藤雅司さんらの仕事に対する姿勢に学ぶところがあったと話していた。展示を見るだけでなく、各所に置かれたモニターで作品や作業について語っているインタビューも、クリエイター志望者にとって作品作りの参考になりそうで聞き逃せない。

このほか、映画の中で重要な役割を果たす組紐を作るための組台、映画の中で展覧会に立ち寄った瀧が、糸守の風景が撮られた写真をながめる場面を再現したコーナーなどがあって、映画の登場人物に近付いた気分になれる。三葉が教室で授業を受けている時に行われていた板書を再現した黒板もあって、ここだけは写真撮影が可能となっている。

展覧会に合わせてグッズも多数用意。バッグやポーチ、ブックカバー、しおり、ポストカード、Tシャツなど普段から使えるものもあれば、クリスタルアート、ネックレスなど映画を観た記念になりそうなものまで並んでいる。

ユニークなのがゼブラのペン「マッキー」で、映画の中で瀧と三葉がお互いの名前を手のひらに書こうとする場面で登場。これをグッズとして「君の名は。」の文字を入れて提供している。卒業式のシーズンに向け、これで手に名前を書くようなイベントが行われるか?

展覧会場と同じフロアにあるイタリア料理店のIPRIMIでは、映画に登場するメニューをアレンジしたメニューは、映画のシーンにちなんだメニューを提供している。たとえば「憧れパンケーキ」。映画の中で瀧として目覚めた三葉が、高校の同級生たちと訪れたカフェで食べるクリームたっぷりのパンケーキをIPRIMI風に再現した。「三元豚の味噌カツライス」は、瀧が三葉として暮らした町を探して旅行に出かけた先で食べた味噌カツ弁当を、レストランならではのアレンジでメニュー化した。

瀧が三葉のノートに記した「お前は誰だ?」という文字が描かれたスイーツ、組紐をイメージした「結びのパスタ」、瀧がブルー、三葉がレッドの色をした「彗星ソーダ」などを用意。1回の食事ではとても食べきれず、何度も通って全部のメニューを味わいたくなる。

新海誠監督作品「君の名は。」展は3月8日から20日まで松屋銀座8階イベントスクエアで開催、開場時間は午前10時から午後8時、最終日は午後5時閉場、入場料は一般700円、高校生500円、中学生400円、小学生300円だ。





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