時代とマッチした中・長期滞在のコンセプト 今後は地方主要都市への出店も加速 – 週刊ホテルレストラン(株式会社オータパブリケイションズ) (会員登録)

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京都烏丸御池外観パース
京都烏丸御池外観パース

東急ステイ㈱ 開発企画部長 松原 大輔 氏
東急ステイ㈱ 開発企画部長 松原 大輔 氏

東京都内で17 店舗を展開する東急ステイは、2 月6 日に新たに6 店舗の出
店を発表した。同ブランドの強みと、今後の戦略・展望について、東急ステ
イ㈱の松原大輔開発企画部長に聞いた。

賃貸住宅からスタート

 

 東急ステイは1995 年に東急ステイ目黒・祐天寺を開業し、2 月6 日時点で、東京都内に17 店舗2445 室を展開。同ブランドのコンセプトである『1 泊でも中・長期滞在でも快適な空間』のもと、約9割の客室にランドリーを、一部の客室にミニキッチンを配置し、長期の宿泊などにも適している。

 

「もともとのスタートは、転勤時の一時住まいとしての利用を想定し、長期滞在に特化したホテルでした。客室は自宅に住むような快適な空間を目指したため、1部屋当たりの客室面積は約15 ~ 20㎡で、同じようなカテゴリーのホテルに比べて広く設計されています」と話すのは、東急ステイ㈱の松原大輔開発企画部長。

 

「ここ数年での海外インバウンドの増加に伴い、東急ステイとしても外国人のお客様が増えて来ています。外国人ゲストは日本人に比べて連泊率が高い事から、東急ステイの商品の特徴である、ミニキッチンやランドリーをご利用頂く機会も増えています。」

 

 同社の集計によると、東急ステイを利用する日本人ゲストの平均宿泊日数は1.8泊に対して、外国人ゲストの平均宿泊日数は3.4 泊。一般的な宿泊アッパークラスの日本人ゲストの平均宿泊日数が1.5泊未満(編集部調べ)に比べると、連泊数が多いことが分かる。松原氏によると、今年度の平均稼働率は90% 以上。ADRも前年以上で、高い収益が出ているという。

今後は政令指定都市を中心に展開

 

 これまで17 店舗すべてが東京都内であったが、同ブランドのコンセプトが評価され、地方からオファーも続々。2017 年以降に港区、京都市(2 店舗)、札幌市(2店舗)、福岡市において、新たに東急ステイを出店する。

 

「2014 年の新橋・2015 年の新宿・そして2016 年の銀座と順次開業することが出来、それにより認知度が高まり、様々な案件にお声掛け頂けるチャンスが増えて参りました。これまで17 店舗すべてが東京都内だったため、地方出店は初めてのことですが、今後はビジネス・レジャー共に継続的に期待できる政令指定都市へ展開していきます。その第一弾が、2月6 日に発表した案件となります」

 

 2017 年秋に地方初出店となる京都は、京都中心部である烏丸御池に位置し、ビジネス利用のみならず観光にも応えられる立地。建設予定地に現存する町家を曳家による保存・活用(レストラン棟)し、歴史ある京都の雰囲気を継承する。

 

「柱となるコンセプト「中長期滞在でも快適に」は動かさない一方で、デザインなどは立地や文化にあわせて各店舗毎に柔軟な対応をしております。今後も地権者さま・オーナーさまの思い入れやご要望/アイディアを協議しながら、上手に取り入れていきたいです。」

 

 東急不動産グループというのも、オーナーには信頼されている要因の一つ。ホテル開業後のメンテナンスや清掃も、東急不動産グループに任せることができるのである。

 
東急ステイ㈱

所在地=東京都渋谷区道玄坂1-10-5

設立= 1985 年4 月8 日

資本金= 1 億円

主な事業内容=①ホテル(東急ステイ)の経営
http://www.tokyustay.co.jp/corp/

 
東急ステイサービス㈱

所在地=東京都渋谷区道玄坂1-10-5

設立= 1997 年9 月18 日

資本金= 1000 万円

主な事業内容=①ホテル(東急ステイ)の運営





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