デザイン美の陰に建築の存在。ヴァレクストラの精神 – cafeglobe (登録)

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イタリアのラグジュアリーレザーブランド『ヴァレクストラ』。彼らの根底には”シンプルを突き詰め、無駄なものをそぎ落とした、タイムレスなものであること”という精神があり、言うまでもなくデザイン美を誇るのですが、同時に機能性にも優れているのは、そこに”建築と同じように機能的であること”という考え方が付加されているから。

建築と皮革製品??

建物という大きな物体と、バッグやウォレットなどのスモールレザーアイテム。ジャンルも違えばスケールも違うため、両者の交わりに一瞬疑問が湧きます。ですが、どちらも身体を外界から守るものである、時代の感性は特に建築とファッションに共通して現れるといった点で、建築とファッションの相関性・類似性については多くの識者が語るところ。

建築との結びつきを掲げているため、ヴァレクストラは建築家とコラボレートをする機会が多いブランドです。2月に伊勢丹新宿店で開催されたポップアップでは日本の建築家ユニット、増田信吾+大坪克亘とタッグを組み、会場を盛り上げました。

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「A project in collaboration with Snarkitecture」が開催されているマンゾーニ通りのブティック。

彼らの最新のコラボレート・パートナーはスナーキテクチャー。アーティストのダニエル・アーシャムと建築家のアレックス・ムストネンによるデザインスタジオで、現在、イタリアのマンゾーニ通りにあるヴァレクストラ・ブティックがポップアップイベント的に彼らによる美しい内装デザインを展開中。同店の壁一面はくすんだ白のファブリックで覆われ、白く渦巻くメッシュが吊るされた天井に、白いマット。見渡す限りの白い世界に変身しています。

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ちなみに両者にとって白はアイコンカラー。ヴァレクストラはペルガメーナホワイトという白いレザーを古くから用い、スナーキテクチャーはインスタレーションや作品に白を多用します。

「僕らが使うホワイトは、日常の身の回りのものをシンプルにし、よけいな情報を取り除きます。モノクロの環境を作り出すことで、ありふれた日常から変化を感じさせる空間を作り出したいと思って」(アーシャム)

白い空間には、ペルガメーナホワイトを使ったものなど、ヴァレクストラの白いアイテムが並べられています。白い空間の中の白い製品ですが、混じり合って同化してしまうことなく、バッグがかえって引き立って見えるから不思議。

「(白のファブリックやメッシュなど)建築上の表層を覆うソフトなテクスチャーで、ヴァレクストラのバッグのディスプレイとのシャープなコントラストを創り出しました」(アーシャム)

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スナーキテクチャーとのポップアップ空間が見られるのは来春ごろまで。イタリアを訪れる人はぜひ足を運んでみてください。

でも、そうそう行けないので(涙)、日本の店舗にも彼らがやってくることに期待……!

ヴァレクストラ

デザイン美の陰に建築の存在。ヴァレクストラの精神

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