日本企業が中国から撤退するのって「中国製品の質が上がっているから … – サーチナ

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 2016年9月、日本経済会の訪中団が中国当局に対して、日系企業が中国から撤退する際の手続きを一括管理する相談窓口の設置を要請した。この出来事について中国メディアの中華網が20日付で掲載した記事は、日本の訪中団が「撤退について相談しに来た」と説明しており、またその背後には中国製品のクオリティの向上があると論じている。

 記事は、数十年前の中国市場には海外メーカーの製品があふれていたとし、これらの海外ブランド製品は「高級で上等」の代名詞だったと説明。これとは対照的に当時の中国ブランドの製品は「惨め」の一言で形容できたと論じた。

 しかし現在、中国企業の台頭に伴い、中国製品の品質は向上し、競争力も高まり続けていると指摘。中国国内で売り上げを伸ばしている中国製品に対して海外ブランドは「夜逃げ」するように中国から撤退していると説明、また逃げ足が最も速いのが日本企業だと主張した。

 さらに、日本の大手メーカーですら中国国内にある工場を売却したりしているのは、「中国における競争相手が強大になったからだ」と主張。つまり中国企業の競争力の向上が日本企業を含む外資メーカーの中国市場からの撤退を招いているのだと主張した。

 中国製品のクオリティが向上しているのは間違いないだろう。そして、それが日本企業を含む海外企業の中国市場からの撤退の一因となっているのも事実かもしれない。しかし、外資メーカーの撤退に対して、中国国内では雇用や税収の喪失につながるとして警戒感を示す声もあるほか、失われた雇用の受け皿を中国企業が用意できていないという指摘もある。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)





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