神戸ビーフ輸出にも対応 姫路に食肉センター完成 – 神戸新聞

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 輸出向けの高度処理が可能な「和牛マスター食肉センター」(兵庫県姫路市東郷町)が完成し23日、関係者向けの内覧会があった。衛生基準などが厳しい欧米向けの処理ができる食肉センターが県内に完成するのは初めて。海外で需要が高まるブランド肉「神戸ビーフ」の輸出増が見込まれることから参加者は期待を胸に真新しい施設内を見て回った。

 神戸肉流通推進協議会によると、神戸ビーフは2012年2月から輸出を開始。年間約400頭を輸出しているが、県内には高度処理が可能な施設がなかった。欧米向けの処理は例外的に鹿児島県内で行っており、肉質の低下や輸送費負担が課題となっていた。

 市内では市が食肉センターを運営していたが老朽化が進行。15年4月、市内の合同会社「和牛マスター」が同センターを買収し、欧米向けの「神戸ビーフ」などを処理できる新型設備の導入を目指していた。

 新食肉センターの敷地面積は約1万2600平方メートル。5階建てで1日当たり最大200頭の処理能力がある。枝肉を保管する冷蔵庫は約500~600頭を収容可能で、衛生面に配慮し、従来よりも床から高い位置につるすことができる。

 「セリ場」には80台の机上モニターを設置。画面で枝肉情報を確認しながら、最大130人が競りに参加できるという。

 この日は、同センターの完成を記念した競りもあり、神戸ビーフが最高で通常の3倍を超える1キロ当たり約2万円で落札された。

 同センターは5月以降に本格稼働の予定。同協議会の谷元哲則事務局長は「待ちに待った施設がようやく完成した。質の高い和牛を姫路から海外のファンに届けたい」と話していた。(三島大一郎)





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