豪華キャストが勢揃い 第19回「ショートショート フィルム・フェスティバル&アジア」(SSFF&ASIA)開幕! – GQ JAPAN

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Short Shorts Film Festival & Asia 2017 Opening Ceremony

6月1日、渋谷ヒカリエホールには、アジア最大級の国際短編映画祭の開幕を告げるセレモニーに出席する多くの映画関係者が日本のみならず世界から集まった。年を追うごとに存在感を強めるSSFF&ASIAに注目!

Words by Yuki Tominaga

米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭である第19回「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」が6月1日からスタート。渋谷ヒカリエホールでオープニングセレモニーが開催された。

SSFF & ASIA 代表の別所哲也とフェスティバルアンバサダーのLiLiCoがレッドカーペットからステージに登場し、今年も幕を開けた映画祭。プレゼンターにコシノジュンコや福島リラ、田原総一朗などを迎え、EXILE TRIBEとSSFF & ASIAのコラボ企画『CINEMA FIGHTERS』からはEXILE HIRO、河瀬直美監督をはじめ、山田孝之、AKIRA、岩田剛典、桜庭ななみ、倍賞美津子などキャストたちが華やかに勢ぞろいした。

映画祭の今年のコンセプトは「CinemaTIC! CinemaTEC!」。シネマの普遍性と技術の興隆による進化の先にある映画・映像の未来に光をあて、世界140を超える地域から集まった約9000本の応募作の中から、厳選された約250作品を上映する。

「オフィシャルコンペティション」部門のグランプリ作品は米国アカデミー賞短編部門のノミネート参考対象になるが、昨年グランプリに輝いたハンガリーの『合唱』は今年2月に第89回アカデミー賞短編実写部門受賞という快挙を成し遂げた。インターナショナル、アジア、ジャパンの3部門の優秀賞作3本から選ばれるグランプリ作品には要注目だ。

初日のオープニングセレモニーでは、映画祭に先駆けて5つの賞の発表・授与が行われた。今回新たに設けられた「Shibuya Diversity Award」は映画祭の会場が数多く集まる渋谷区が掲げる基本構想の普及啓発活動の一環。ノミネート6作品の中から選出されたのはシャーロット・アー・ロルフェスの『サミラ』。来日した出演者のデヤン・ブキンが賞を受け取り、「今の世界では多様性、寛容性が重要なテーマとなっています。この作品が、皆さんに何かしら印象を与えられたらと願っています」と語った。

短編小説を公募してショートフィルム化する「ブックショートアワード」は、昨年の同賞受賞作として製作された『ユキの異常な体質/または僕はどれほどお金がほしいか』の完成発表から始まり、出演の鳥居みゆきが自転車に乗ってレッドカーペットを疾走。共演の芹沢興人と塩出太志監督、原作の大前粟生と舞台挨拶を行ったのち、「ブックショートアワード」の本年度の受賞作『王様の選択』の作者、室市雅則にトロフィーを手渡した。

環境をテーマにした「地球を救え! Supported by リンレイ」部門の優秀賞(環境大臣賞)は南アフリカのムルー・ゴドラによる『水を、ください』。干ばつによる深刻な水不足に苦しむ南アフリカのある地域の厳しい現実を描く。現在、ヨハネスブルグで脚本と映画制作を学ぶ学生でもある21歳の監督はまるで少年のような初々しい表情であった。部門の審査員を務めるジャーナリストの田原総一朗氏はトロフィーを渡す際に若き監督と作品について話し込み、進行が一瞬中断しかける一幕も。 J-WAVEアワードはジェイラン・ジャルハノールとニコール・ジョーダン・ウェバーの『森を守るもの』。こちらは野生の象が絶滅の危機にあるラオスの現状を追ったドキュメンタリー。田原氏はこの作品にも強い関心を寄せ、登壇したジェイラン・ジャルハノールを質問攻めにしていた。

受賞者に最大1億円の製作費が提供されるンターナショナルショートフィルム企画コンペティションの「avex digital AWARD」は、ニューヨークのコロンビア大学大学院フィルムスクールで映画制作を学ぶ後藤美波が受賞。プレゼンターの福島リラはハリウッドでも活躍する女優として、世界で戦う力について聞かれると、「自分が信じたことを最後まで貫き通すこと」とアドバイス。良い作品を作ろうという熱意には国境がない、と各国の撮影現場を経験したうえでの実感を語った。

そのほかにも、各地の観光プロモーション映像で最も創造性、話題性に優れた作品に贈る「観光映像大賞」、LEXUSと数多くのオスカー作を手がけたプロデューサー、ワインスタイン兄弟の製作会社「ザ・ワインスタイン・カンパニー」が協力し、新しい才能を支援する「LEXUS SHORT FILMS」第3弾作品4本の紹介などが行われた。

最後は、EXILE TRIBEが所属するLDH JAPANとSSFF & ASIAのコラボ企画『CINEMA FIGHTERS』の発表が行われ、エグゼクティブプロデューサーのEXILE HIRO、河瀬直美監督をはじめ、同企画で制作された6本の監督、山田孝之、AKIRA、岩田剛典、桜庭ななみ、倍賞美津子など各作品のキャストたちが華やかに勢ぞろいした。作詞家の小竹正人が手がけた楽曲から、監督たちが得た世界観を映像化したもので、EXILE HIROは「それぞれの監督さんの個性が出たバラエティに富んだ作品ばかりです」と手応えを語った。

SSFF & ASIAは、東京(5会場)と横浜(1会場)にて、6月25日(日)まで開催中。

●Shibuya Diversity Award
『サミラ』(Samira)
監督:シャーロット・アー・ロルフェス

●第3回ブックショートアワード ショート
『王様の選択』(室市雅則)

●地球を救え!部門 優秀賞(環境大臣賞)
『水を、ください』
●地球を救え!部門 J-WAVEアワード
『森を守るもの』
<映像を通して地球環境保護をテーマとした作品を上映する「地球を救え!部門」での上演作品の中で特に環境問題の啓蒙に貢献した作品・人物に贈られる>

●観光映像大賞 『Go! Hatto 登米無双』

インターナショナル観光映像大賞
『James Cameron in 100% Pure New Zealand』
VISIT JAPAN大使特別賞
『The Great Escae』

●第3回ブックショートアワード
<短編小説を公募しショートフィルム化するプロジェクト。大賞作品に贈られる>

受賞作品:『王様の選択』
受賞者:室市雅則

●avex digital Award
<『Thrilling, Exciting, Moving』をテーマに、気持ちを揺さぶるようなショートフィルムの企画に贈られる>

受賞者:後藤美波(監督/脚本)

SSFF & ASIA 2017 GQ特設ページ

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