オイルでパフォーマンス向上を図るレッドブル – ESPN F1

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© Goria/Sutton

パワーユニットサプライヤーのルノーからエンジンのメジャーアップグレードを否定されてしまったレッドブルは、何とかして別の方法でライバルのフェラーリとメルセデスに対する遅れを取り戻そうとしている。

ルノーは次のアゼルバイジャンGPでエンジンアップグレードを行う可能性を否定し、バクーでは大がかりな変更ではなく、小さな改良を行うつもりだと述べた。これはシーズンのスタートで出遅れ、王者メルセデスとフェラーリが繰り広げているタイトル争いで溝を開けられて3番手に下がってしまっているレッドブルにとって大きな打撃だった。

そこで、彼らは他の部分でパフォーマンスゲインが得られないかと考え始めた。鍵となるのは2016年にマクラーレンとの長年のパートナーシップを終了してレッドブルと手を組んだオイルサプライヤーの『Exxon Mobil(エクソンモービル)』だ。

「それはルノーの決めたことだ」と今季のメジャーアップグレードを行わないというルノーについてホーナーはF1公式サイトに述べた。「われわれは与えられるものを与えられた時に受け取るだけ――もちろん、遅いよりは早い方がいいに決まっている! モントリオールはトリッキーだと分かっていたし、次の2戦、アゼルバイジャンとオーストリアもそうなるだろう。(年間配分の)次のエンジンはオーストリアで投入することになると考えており――それが燃料サプライヤーのエクソンモービルにとって、ブーストになることを期待している。彼らはパフォーマンス向上において素晴らしい仕事をしてくれた。このエリアではかなりのポテンシャルがある」

ルノー・スポールF1チームは『BP』の燃料と『Castrol(カストロール)』の潤滑油を使っており、タグ・ホイヤー名義の同じエンジンでエクソンモービルの燃料と潤滑油を使っているレッドブルとの相違点はそこだ。現代F1エンジンにとっての燃料と潤滑油の存在は、重要ながらも過小評価されがちな部分であり、メルセデスは『Petronas(ペトロナス)』と提携することで、ターボ・ハイブリッド時代のスタート以来、パフォーマンス面で確実に利益を得ている。

ルノーのファクトリーチームが異なる燃料とオイルサプライヤーを使っているからといって、レッドブルが不利になることはないとエクソンモービルは主張する。

「ルノーサイドは潤滑油と燃料の部分での良い競争だと考えていることだろう」とエクソンモービルのモータースポーツ・テクノロジー・マネジャー、デビッド・ツルサキはモントリオールで『ESPN』に語った。「われわれのチームはそれを競争と捉えている――勝つことを望み、改善を望んでいる。先週もチームに言ったばかりだよ――引き続き製品の開発と発送を続けるとね。そして、チャンスがあればテストをして承認を受けることがエンジンマニュファクチャラーと働く私のチャレンジだ」

「だが、われわれはためらうつもりもないし、待つつもりもない。はっきりと、”われわれには5種の新燃料、5種の新潤滑油があり、テストと評価を行いたい。いつできるか教えてくれ”と伝えるよ。その部分では恐らく多少のチャレンジになるだろうが、今のところうまくいっている。われわれは仕事をこなしているし、ルノーの人々もよく協力してくれていて、担当者を割り当ててくれているのでコミュニケーションは良好だ。順調にいっているよ」

2015年と違い、2017年のスロースタートはルノーだけのせいではないとレッドブルは認めている。エクソンモービルへの切り替えが昨年遅くに決まったことも今季開幕でのチームのパフォーマンスに響いたとツルサキは述べた。

F1は直接の結果によって新パートナーシップを判断されるものだと伝えると、ツルサキはうなずいた。「その通り。それが問題なんだよ。通常の計画であれば、次の年の計画は前年から開始するものだ。われわれにはその機会がなかった。現実問題としてわれわれは”今すぐ2017年のことを考え始めなければならない”となったので、テクニカルグループには多くのチャレンジがあった」

「1月1日からスタートして、テストやレースがすぐにやってくるという時に、飛び乗れといわれるのだから、そのタイムラインはチャレンジだったよ。だが、われわれの燃料・潤滑油チームはそのチャレンジを受けて立ち、テストの時間と製品を見極める機会さえ与えられれば、”自分たちならできる”と言い切った。正直に打ち明けると、最初に投入した製品はうまくいかなかったんだ。だが、われわれはすぐに解決策を見つけたよ」

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