『エアジョーダン31』を履いて活躍したロンゾ・ボール、父ラバーはシューズ戦争で『10年10億ドル契約』を勝ち取れるか – バスケットカウント

Home » 撤退 » 『エアジョーダン31』を履いて活躍したロンゾ・ボール、父ラバーはシューズ戦争で『10年10億ドル契約』を勝ち取れるか – バスケットカウント
撤退 コメントはまだありません

写真=Getty Images

ビッグマウスで知られる父は『10億ドル契約』を要求

サマーリーグで突出したパフォーマンスを披露し、チームを決勝まで導いたロンゾ・ボール。得点もアシストもでき、アップテンポで決断力に富んだバスケットを展開することで『ショータイム』を演出しているボールだが、コート上ではプレーと同じぐらい、シューズにも注目が集まっている。

NBA入りが決まる前から自身のシグネチャーモデルであるビッグボーラーブランドの『ZO2』を発売し、自身も着用しているボールだが、サマーリーグでは様々なシューズを履いている。1回戦ではナイキのコービー・モデルを履き、「マンバ・メンタリティが理由。ただ単に変えてみただけだよ」と軽い口調で話したが、次の試合ではアディダスのハーデン・モデルを履き、「ビッグボーラーの契約選手は好きなシューズを履いていいんだ」と答えた。

その後、15日のネッツ戦ではアンダーアーマーのカリー・モデルを、16日のマブス戦ではエア・ジョーダンを履いてプレーしている。

父親でありビッグボーラーブランドを主導するラバー・ボールは『ESPN』の取材に対し、ロンゾが様々なシューズを使うのは注目を集めるためだと認めた。「ブランドの魅力を伝えるのは選手であって、選手なしじゃブランドは何もできないだろ?」と彼はナイキやアディダス、アンダーアーマーを挑発する。

ドラフトでロンゾのレイカーズ入りが決まる以前、ラバーはナイキ、アディダス、アンダーアーマーのいずれかとの契約を狙っていたが、3社とも撤退。ラバーは3社に「毎年1億ドルの10年契約」を要求したとメディアに語っており、さらにはサブライセンス契約でビッグボーラーブランドを残そうとしたのだから、破談になるのも無理はない。

それでもラバーのビッグマウスは止まらない。「10億ドルの契約を結ばなかったことを彼らは後悔するだろう。ロンゾのレイカーズ行きが決まれば、価値はもっと上がる。その時は30億ドルだ」

そして実際、ロンゾはレイカーズに指名され、サマーリーグの主役となっている。このまま行けばレイカーズの先発ポイントガードになるのは確実。NBAが開幕し、そこでも活躍するようになれば、価値はもっと上がる。ラバーとロンゾはそれを見越して、この時期に『勝負』に出ているのだろう。

いずれにせよ、独自ブランドのビッグボーラーでビッグビジネスはできない。ナイキ、アディダス、アンダーアーマーの傘下に入るしかないのが現実なのだが、ラバーは強気だ。「我々はシューズの市場争いに正式に参加している。どこも10億ドル単位のブランドだ」

いくら有望であってもルーキーのシューズ契約は年間数百万ドルと言われ、ラバーの狙う年間1億ドル(しかも10年契約)とは圧倒的な開きがある。それでもロンゾが魅力的なプレーヤーであり、広告塔としても同様の魅力を持っているのは間違いない。ナイキ、アディダス、アンダーアーマーはいずれも、面倒な交渉相手であるラバーと(冷淡な態度で)向き合いつつも、残る2社に出し抜かれてはいけないという焦りも内心にはありそうだ。

ラバーの強引すぎる交渉は、果たして実を結ぶのであろうか?

ちなみにコート上の話題も。サマーリーグ準決勝、エアジョーダン31を履いてプレーしたロンゾは前半だけで14得点10アシストを記録、しかもターンオーバーなしと抜群の出来だった。ただし後半開始早々にふくらはぎを痛めて以降はプレーせず、明日のトレイルブレイザーズとの決勝に出場するかどうかは微妙となっている。

優勝がかかっているとはいえ、ケガのリスクをおかしてプレーする必要はない。それでもボールが欠場となれば、ファンは失望するだろう。それも含めて、ラバーの『狙い通り』なのかもしれない。

コメントを残す