36歳「売れない女優」が狙う芸能界復帰の道 | 晩婚さんいらっしゃい … – 東洋経済オンライン

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現実に折り合いをつけながら「夢」は続く

夢をあきらめない(イラスト:堀江篤史)

<大学卒業後、上京。アルバイトをしながら、女優を中心にタレント活動をするも売れず、今に至る>

本連載の「出演申し込みフォーム」に、骨太さを感じさせる簡潔なプロフィール付きの連絡が入った。昨年に結婚してすぐに妊娠、現在は生まれたばかりの娘を育てているという。女優は休業中の竹内里穂さん(仮名、36歳)に会ってきた。

インタビュー場所に指定されたのは、東京郊外の駅前にあるカラオケボックスだった。生後2カ月の赤ちゃんが泣いてしまっても問題のない、安価な場所を選んでくれたのだ。飾らず合理的な性格の女性なのだろう。見た目は小池栄子にちょっと似ている里穂さんは、妊娠して太るまでは山田優似だったと笑う。

恋愛は芸の肥やし

北国出身の里穂さんは大学卒業後に上京して女優を志した。都内の有名劇団に研究生として所属できた時期もある。演技の練習とアルバイトに明け暮れる日々。女優としての仕事もときどきやることができた。20代のうちは結婚をする気はまったくなかった。

「大学に行かせてくれて、就職もしなかった私に仕送りをしてくれた親に負い目があったからです。とにかく芸能界で成功しなくちゃ、と集中していました」

仕送りだけで生活することはできず、アルバイトをいくつも掛け持ちした。塾講師、居酒屋、キャバクラ、ガールズバー、コンパニオン、イベントの司会者……。キャバクラの客であるギラギラ系ならぬ「キラキラ系」の爽やかな若手起業家と恋愛することも多かった。しかし、気持ちはつねに女優業に向いていた。

「恋愛は芸の肥やし、ぐらいにしか思っていませんでした。いつも誰かしらと付き合っていたけれど長続きした人はいません」





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