定番、SNS向けも 「おせち商戦」熱気 – 大阪日日新聞

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2017年10月12日

 今年もおせち商戦が始まり、大阪の各百貨店でも恒例の特設コーナーがにぎわっている。和・洋・中の定番おせちに加え、近年需要が高い少人数用のおせちも強化。既に予約完売した商品もあるなど、消費者が財布のひもを緩めがちな年の瀬に向け、商戦は一層熱を帯びそうだ。




多様化するニーズに合わせ、さまざまな商品が並ぶおせちの特設コーナー=大阪市北区の阪急うめだ本店

 近鉄百貨店本店(大阪市阿倍野区)は在阪百貨店の先陣を切り、9月20日に店頭予約受け付けを開始した。コンビニやインターネット販売など競合相手も多様化する中、消費者の早期の取り込みを狙った。初日には約70人が行列を作り、好調な出だしとなった。

 品ぞろえは前年から30点増やし、過去最多の380点に。「特別な日にぜいたくをしたい」という需要に合わせ、伝統工芸士による手書き重箱や16万2千円の超豪華おせちも取り入れた。

■若者に焦点

 阪神百貨店梅田本店(同市北区)は、若者のおせち離れに焦点を当て、市場調査に取り組む神戸学院大とコラボレーション。伝統的な縁起物食材を残しつつ、フルーツやケーキなど学生の思いを商品に反映させ、会員制交流サイト(SNS)で写真が映えるよう盛りつけや彩りにもこだわった。

 定番の「阪神タイガースおせち」は、重箱を黄色や水色の丸型に一新。同社広報担当は「なじみの少なかった若者世代にも親しんでもらいたい」と期待する。

 夫婦や友達同士で過ごす客層をターゲットにした、阪急うめだ本店(同市北区)は、2人前のおせちを新たに用意した。

 和食ブームにも着目し、だしを使った洋風おせちも登場。料亭や名店の商品に加え、昨年売り上げ個数が最多だったオリジナルブランドも人気が高く、特設コーナーでは高齢者を中心に予約が集まっている。

 同店総菜販売部の岩本好史マネジャー(42)は「客足は順調な滑り出し。10、11月になれば30〜40代の消費者が増え、需要と戦略も変わっていく」と先を見据える。

■個食に対応

 百貨店以外も流行を取り入れた対策を講じている。予約をスタートしたホテルグランヴィア大阪(同市北区)は、家族構成の変化やおもてなし用のニーズに応え、1人用の「個食おせち」を新たに販売した。

 和洋中をそろえた定番おせちは、同ホテルシェフ監修のアイガモのスモーク、えびチリフリッターなどでホテルらしさを演出。同ホテル広報担当は「11月後半にピークを迎える。さまざまなシーンに対応できるよう、商戦を盛り上げたい」と話した。


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