米コーチ、「タペストリー」に社名変更 専門小売り脱却 – 日本経済新聞

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 【ニューヨーク=河内真帆】米高級皮革品のコーチは11日、10月31日付で「タペストリー」に社名を変更すると発表した。証券コードにあたるティッカーシンボルもこれまでの「COH」から「TPR」に変える。ハンドバッグ製造販売にとどまらないブランドイメージを打ち出し成長を目指す。

 同社は1941年の創業以来、ニューヨークの働く女性を想定対象としたハンドバッグ製造販売で成長をとげた。90年代にはファッション衣料に品ぞろえを拡大、日本をはじめとするアジアや欧州などにも進出した。欧州の超高級ブランドとは価格帯で差別化を図り、「手の届くぜいたく品」のイメージで中間所得層から人気を得た。

 この価格帯を狙う他ブランドとの競争激化で成長力が落ちてきたことを受け、近年は事業再編を活発化。訴求力が弱い百貨店への卸売業から撤退し、直営小売店販路に軸足を移している。2015年には靴のスチュワートワイツマン(買収額は非公開)、今年夏にはケイト・スペードを24億ドル(約2700億円)で買収し、傘下に入れた。

 「3年前から『コーチ』というブランド名を超えて成長する会社への転換をはかり、別ブランドも傘下に持つようになった。(社名変更は)単一の専門小売りからの脱却、成長を表している」と同社は説明した。

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