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【LAショー2017】アメリカ勢の主役は新型「ジープ・ラングラー」

2017年12月6日 9:17掲載

2017年12月27日、プレスデーにあたる「オートモビリティーLA」を皮切りにロサンゼルスモーターショーが開幕した。まずは新型「ジープ・ラングラー」を筆頭に、さまざまなニューモデルを披露したアメリカの自動車メーカーの様子をリポートする。

アルミボディーの採用により大幅な軽量化を実現

日本ではマイナーな存在ともいえるアメリカンブランドは、しかし、やはり地元では特別な存在である。そんな空気を実感したのが自動車大国のモーターショーとして毎年11月に開催(今年の一般公開は12月1日から)される、ロサンゼルスモーターショー(LAショー)だ。会場となるロサンゼルス・コンベンションセンター近くでは再開発も始まり、ますますの発展が予想される。アメリカといえば、いつも年明けの一番初めに開催される北米国際自動車ショー(NAIAS=デトロイトショー)がつとに有名だが、こちらも内容では負けていなかった。

今回、アメリカンブランドのモデルの中で最も注目されたのは、フルモデルチェンジされた「ジープ・ラングラー」(JL型)だ。ルックスは現行モデル(JK型)を踏襲しており、4ドアと2ドアをラインナップする点も同じ。一見すると大きな変化はなさそうだが、新型ではボディーパネルのほとんどにアルミを使用するなどして徹底的な軽量化が図られている。

パワープラントは最高出力288psの3.6リッターV6エンジンと、新たに開発された最高出力268psの2リッター直4エンジンの2種類。特に後者はオプションで「eトルク」と呼ばれるマイルドハイブリッド仕様も選べるなど、現代的なパワーユニットに仕上がっている。また、遅れて3リッターのV6ディーゼルも市場投入される予定で、こちらは最高出力260psという実力がアナウンスされている。いずれも、トランスミッションには8段ATが組み合わされる。

また、ジープと同じFCA傘下の上級ブランド、クライスラーからは、ミニバン「パシフィカ」のプラグインハイブリッドモデルが登場した。2基の電動モーターが搭載されており、33マイル(約53km)の電動走行を可能としている。価格はベースモデルで4万1995ドルと若干高めだが、電気自動車メーカーのテスラを生み出し、またハイブリッドモデルの「トヨタ・プリウス」が好調なセールスを続けるカリフォルニアらしく、ひときわ注目度は高かった。

フォードのプレミアムブランドに変革のきざしが

いっぽう、日本から撤退してしまったフォードは、エンジンパワーをそのまま車名に使った「ラウシュ729コンセプト」をSEMAショーに続いて展示。その名前からも分かるとおり、このクルマはマイナーチェンジを実施した「マスタング」に、ナスカーのラウシュ・フェンウェイ・チームがカスタマイズを施したものだ。マスタングの高性能版といえば「シェルビー」が有名だが、フォードはメーカーブースにもかかわらず、こうしたカスタマイズブランドのニューモデルを積極的に紹介。不動ともいえるマスタングの人気を裏付けていた。

さらにリンカーンからは、ミドルサイズのSUVである「MKX」のビッグマナーチェンジモデルを2019年モデルとして発表した。ネーミングがMKXから「NAUTILUS(ノーチラス)」に改められている点も注目のポイントで、今後、リンカーンのラインナップは最上級SUVの「ナビゲーター」にならい、従来の3文字の英字(「MKZ」や「MKC」など)から、こうした一般的な車名に変更していくことになりそうだ。

ちなみに、そのナビゲーターについては姉妹車である「フォード・エクスペディション」ともども、このたびフルモデルチェンジ。これを期に、新たなトップモデルとして30ウェイの電動シートなどを備えた「ブラックレーベル」が登場した。ライバルはもちろんキャデラックの「エスカレード」。価格はベースモデルが7万2055ドル(約810万円)からで、ブラックレーベルは9万3705ドル(約1054万円)からとなっている。

アメリカでも感じられる中国資本の影

こうしたFCAやフォードに対し、ゼネラルモーターズはアメリカを代表するスポーツカー「シボレー・コルベット」のトップモデル「ZR1」に、電動ソフトトップを備えたコンバーチブルモデルを追加した。6.2リッターV8スーパーチャージドエンジンを搭載したZR1は、最高出力755hp、最高速341km/hを誇るモンスターマシンで、欧州のスーパーカーにも対抗できるパフォーマンスと迫力のスタイリングが見どころ。トランスミッションには7段MTと8段ATが用意される。

このほかにも、アメリカ勢ではサリーンが世界初公開したコンパクトミッドシップスポーツ「サリーン1」が大きな話題となった。これは、かつてのドイツのスポーツカーメーカー、アルテガが生産していた「GT」をベースとしたモデルで、最高出力450hpを発生する新型の2.5リッター直4ターボエンジンが搭載されている。ちなみに、このモデルはサリーンと中国の江蘇賽麟汽車科技有限公司とのジョイントベンチャーにより、全数が中国で生産されることになっている。かつて「S7」でスーパーカー市場に殴り込んだサリーンを飲み込んだ、中国の貪欲なまでのパワーと資本力には、本当に恐れ入る限りだ。

(文=櫻井健一/写真=webCG)


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