ミラノメンズ開幕。見どころは、老舗メゾンと日本人デザイナーにあり。 – VOGUE JAPAN

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男女のショー統合が見直される今、開幕したばかりのミラノ・メンズファッションウィークもその影響を少なからず受けている模様。では今季、どのブランドがマストチェックなの? エネルギッシュなクリエーションを展開する5ブランドをフォローして。



ロンドン同様、ミラノでも男女ショーの統合の動きは続く。

ロンドン同様、ミラノでも男女ショーの統合の動きは続く。
フェンディ 2018SSより。
今シーズン、ミラノでのメンズファッションウィークは、スケジュールにおいて試練の時を迎えた。グッチ(GUCCI)ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)のような以前のアンカー的存在は、トム・ブラウンが手がけるガム・ブルーラインに終止符を打ったモンクレール(MONCLER)と同様、不参加となっているためだ。その理由は、今さまざまなブランドが行っているメンズとウィメンズのショー統合にある。

それでもまだミラノのスケジュールは、ビッグブランドからニューカマーまで魅力的。ここでは、今季チェックすべき5ブランドを見ていこう。

FENDI一家のシルビアのリュクスな遊び心に期待。

FENDI
フェンディ 2018SSより。

1925年に家業を創立したアドーレ・フェンディの孫娘として、シルヴィア・ヴェントゥリーニ・フェンディは、2000年からブランドのメンズコレクションを指揮する人物。彼女のデザインは、過去20年間に渡り、イタリアのメンズウェアでラグジュアリーを定義し続けている。クラシックをベースに、しばしば贅沢なディテールで装飾され、ブランドを象徴するカラフルなファーで彩る。常に遊び心を忘れない彼女は、2018年春夏では80〜90年代のスポーツウェアに着目。秋冬でもスポーティーな世界が見られるのか?

PRADA ミウッチャにはショー統合なんて心配は不要。

PRADA
プラダ 2018SSより。
ミウッチャ・プラダに関する紹介は不要だろう。ウィメンズにおいて、最も世界中が期待するのが彼女のショーだけれど、それはメンズにおいても同じ。昨年彼女はWWDの取材に、「2つのクリエイティブなショーを1度で行うのは、ありえない」と語っている。メンズとウィメンズに加えて、ミュウミュウ(MIU MIU)を手がけ続けているコンセプト重視派の彼女にとっては、現在進行中のショー統合という荒波はまったく関係がないようでホッとする。今季もどんな驚きを見せてくれるのかが楽しみ。

MSGM プッチ退任後、自身のクリエーションに専念。

MSGM
MSGM 2018SSより。
MSGMを手がけるマッシモ・ジョルジェッティは、2015年以来同時に携わってきたエミリオ・プッチのクリエイティブディレクターの座に終止符を打った。その理由はMSGMに専念したかったから。久しぶりに自分のブランドだけに時間を注ぎ、2018年春夏では、レトロ&フューチャーなスポーツアイテムや、エネルギーに満ちたフラワーやグラフィカルなプリントを披露したのが印象的だった。MSGMに集中したいという彼の気持ちとは裏腹に、業界のヘッドハンターは常にマッシモの動向を注意して見ているようだ。マッシモ曰く「彼らは僕に大金とともに次なるブランドを沢山提案してきたんだ。でも僕はNOと言うよ!」。しばらくMSGMの勢いは止まらないはずだ。

SULVAM 先シーズンでミラノデビュー。二度目の今回はいかに?

SULVAM
サルバム 2018SSより。
昨シーズン、ミラノデビューを果たした藤田哲平によるサルバム(SULVAM)。以前はヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)に勤務していたが、昨年LVMH賞のショートリストに選出され、本格的に海外での活動を開始。2018年春夏では、シャツを敢えてたくし込まず、デニムは擦り切れ、ズボンはプレスされていないという、計算されたよそよそしさを強調し、まずまずのスタートを切った。世界のメディアも、渡辺淳弥や阿部千登勢など、世界で成功をおさめている日本人デザイナーと同様に、彼が大きく羽ばたくことを期待している。

Yoshio Kubo クチュール経験を活かした東京のベテランもミラノに参戦。

Yoshio Kubo
ヨシオ クボ 2018SSより。
ヨシオクボ (YOSHIO KUBO)の久保嘉男は日本のメンズウェア界、特にストリートウェア界のベテランだ。アメリカでファッション教育を受けた彼は、NYに拠点を置くクチュリエ、ロバート・デンス (Robert Danes) の指導のもとで4年間を過ごし、2004年東京に戻り自身のブランドを設立。昨年のミラノファッションウィークでは、 アメリカンなワードローブを展開した。「ロデオ」からインスパイアされたコレクションは、バンダナジャケット、馬のグラフィックやカウボーイチャップスの装飾が施されたボマージャケットが印象的だった。今シーズンのテーマがどんなものであろうと、見応えある絶妙なバランス感を見せてくれるはず。

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