区教育長「銀座だからブランド、望ましくない」 – 読売新聞

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 東京都中央区銀座の区立泰明小がイタリアの高級ブランド「アルマーニ」にデザインを依頼し、最大約8万円の標準服の導入を決めたことを巡り、島田勝敏・区教育長は14日の区議会区民文教委員会で、「関係者への説明が不十分で、校長への指導が足りなかったと反省している」と陳謝した。

 区議からは区教委や学校の対応を批判する意見が出た。

 この日の委員会では、堀田弥生区議(公明)が、「周知の努力が足りなかったのではないか」と質問。これに対し、区教委の伊藤孝志・庶務課長は「保護者や地域、同窓会などの関係者と意見を交わして決めるプロセスに配慮が足りなかった」とした上で、「校長の教育への思いから発案したことだとしても、区教委が進捗しんちょくをチェックし、指導する点で行き届かなかった」と反省の言葉を述べた。

 アルマーニ監修の標準服への変更を巡っては、昨年11月、泰明小の和田利次校長が「銀座にある学校らしさも生まれる」などと理由を説明する文書を保護者に配布した。

 この文書について、加藤博司区議(共産)は「銀座に来る子どもたちだから購入できる、は間違い。子どもに格差を持ち込むことには思い至らなかったのか」とただした。島田教育長は「正直、行き過ぎだと思う。銀座だからブランドという考えは、公教育には望ましくない」と答弁した。

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 区教委によると、標準服の変更については昨年夏頃、和田校長から連絡があった。その後、学校側から保護者にも変更が伝えられ、区や区教委にはメールや電話で疑問の声が寄せられた。

 区教委は昨年11月、アルマーニ監修の標準服を中止した場合の影響などを確認するよう校長に指示。校長からは「現行標準服の製造ラインがなく、新しい標準服の取りやめはできない」との報告があったため、区教委は標準服変更の先送りはできないと結論づけた。ただ、その後も保護者から1年先送りの申し入れがあったという。

 新標準服の販売店舗によると、今年4月に入学予定の新1年生60人のうち、すでに48人が採寸や入金を終えており、キャンセルや返品はないという。





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