中国の「マイケル・コース」ハンドバッグ工場でストライキ 違法な労働条件の数々に異議 – WWD JAPAN.com

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 NGOのチャイナ・レイバー・ウオッチ(CHAINA LABOR WATCH)によると、「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「コーチ(COACH)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」などを生産する中国・広州のハンドバッグ工場で、違法な労働条件の改善を求めるストライキが発生している。工場名は広州番禺シモーン ハンドバッグ(GUANGZHOU PANYU SHIMONE HANDBAG)で、韓国資本。現状の給与は現地の最低賃金規定を下回っているとして、閑散期でも3500人民元(約5万6000円)の基本月給を支給することを労働者は要求している。

 年金や家賃、高温下での作業に対する危険報酬の支払いや、病欠時の有給休暇取得、父親の育児休暇の取得などが認められていないことも違法だと労働者は主張している。また、行政が課している衛生検査も行われていないという。労働者から経営陣に宛てられた公開書状には、「10~20年勤続している労働者であっても、法律で定められた労働条件以下で働いている。経営陣はこれまでの違法行為を改善し、過去にさかのぼって報酬を支払ってほしい」とある。

 チャイナ・レイバー・ウオッチによれば、同社は「マイケル・コース」の製品の多くを生産しているほか、「ケイト・スペード(KATE SPADE)」や「DKNY」とも取り引きがあるという。「DKNY」の広報担当者はそれを否定し、「少なくとも過去5年は取り引きがない」と語った。「マイケル・コース」の広報担当者からコメントはなく、他ブランドもコメント要請に即座に応じなかった。

 チャイナ・レイバー・ウオッチは、アメリカ大統領の娘であるイヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)のブランドの生産工場などについて調査をしてきた組織。同NGOによれば、広州番禺シモーン ハンドバッグは1992年の設立で、これまでにもストライキが起こったことがある。12年のストライキでは、「バーバリー(BURBERRY)」との契約が打ち切りになったという。同工場はかつて広州に5拠点があったが、より人件費の安い東南アジアへの生産移転により、現在は1拠点のみ。





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