安宅の関 四阿 28年ぶり改築 小松市、観光客増狙う – 中日新聞

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28年ぶりに改築された四阿=石川県小松市の史跡「安宅の関」で

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 歌舞伎十八番の一つ「勧進帳」の舞台として知られる石川県小松市の史跡「安宅の関」近くの四阿(あずまや)が、二十八年ぶりに改築された。十二日にお披露目された四阿は、かやぶき屋根の趣あるたたずまい。改修中の休憩施設「安宅ビューテラス」も今月末に一部オープンする予定で、市の担当者は「観光地としての魅力を高めたい」と期待している。

 安宅の関には弁慶・富樫・義経の銅像が並び、一帯に広がる安宅公園には、安宅住吉神社、安宅ビューテラスなどがある。市によると、安宅の関周辺の入り込み客数は昨年が約二十六万人。近年は横ばい状況が続いており、観光客増を狙って改築、改修を決めた。

 四阿は一九五四年、銅像近くの松林の中に建てられ、九〇年に改修された。二十八年がたって劣化が進んだため、市緑花公園センターが、かやぶき屋根の古民家が残る石川県白山市白峰の職人に改築を依頼した。五人の職人が柱から取り換え、約一カ月かけて完成させた。費用は約一千万円で、真新しくも歴史を感じさせる四阿に仕上がった。

 近くにある安宅ビューテラスも三月末に改修を終え、四月末に売店などが一部オープンする。喫茶店を含めたフルオープンは六月上旬になる見込みで、日本海を一望しながらお茶や軽食が楽しめる。

 大河ドラマ「義経」が放送された二〇〇五年には、安宅の関周辺に年間三十万人を超える観光客が訪れた。小松市観光文化課の担当者は「安宅には魅力ある観光資源が詰まっている。観光地としてのブランド化を進めていきたい」と話している。 (青山直樹)

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