伝統文化と美食。スペインの魅力を凝縮した街、セビリア。【サマートラベル /5 Things… – VOGUE JAPAN

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情熱の国スペインの中で、観光地としてメキメキと人気上昇中なのが、最南部アンダルシア州の州都セビリア。スペイン第4位の人口を誇る大都市だが、フラメンコや闘牛のメッカであり、伝統文化が色濃く残る街でもある。

細い路地が複雑に入り組む旧市街を散策したり、街角で見つけたバルでイベリコハムやシェリーを堪能したり……。スペインの魅力が詰まったセビリアで、この夏すべき5つのこと。

1. 美しい街並みを散策し、路地で出合ったカフェやバルでひと休み。

セビリアの路地
セビリアの路地の魅力は、白い壁、カラフルな窓枠や欄干、緑あふれるパティオ。

サンタ・クルスのバル
サンタ・クルスには至るところにバルがあり、常に人々が集っている。

セビリアの中でも、最も心惹かれるのが旧市街のサンタ・クルス。たくさんの細い路地が入り組み、まるで迷路のよう。両側を挟む白い壁には花が飾られ、看板やファサード、窓枠や欄干のデザインまでもとにかくキュートで、街歩きしているだけでわくわくする。周囲には昔ながらのバルやおしゃれなカフェも多く、散策の途中に立ち寄りたい。

アサイボウル、 jester
新鮮フルーツのフレッシュジュースやアサイボウルは朝食に最適。

サンタ・クルスの北側の一角にある「ヘステール」(JESTER)は、セビリアっ子に大人気のカフェ。オーガニックコーヒーやアサイボウル、スムージーなどヘルシーメニューが充実。生ハム、チーズを挟んだサンドイッチ、ボカディーリョも必食だ。

エル リンコンシージョ
一見不愛想そうだが親切な店員とテーブルの上に書く勘定書きも「エル リンコンシージョ」の名物。

北に向かってさらに15分ほど歩くと、街一番の老舗バル「エル リンコンシージョ」がある。風情たっぷりの店内は、早めの時間は常連客で、遅れて観光客で大賑わい。年季の入ったカウンターに陣取って、セビリア名物「ほうれん草とひよこ豆の煮込み」に舌鼓を打ちながらの立ち飲みがおすすめ。

2. 2つの文化の狭間で生まれた美しい建築物を見に行く。

セビリア大聖堂
セビリア大聖堂はバチカン、ロンドンに次ぐ世界第3位の規模の大聖堂。

アルカサル
「アルカサル」の中で最も豪華な装飾の「大使の間」。ドーム状の天井は宇宙を表す。

13世紀までイスラム王朝の支配下にあったセビリアでは、イスラムとキリスト教の建築様式の交錯したムデハル様式の建物が、独特の魅力を放っている。旧市街の「アルカサル」もそのひとつ。今でもスペイン王室が利用している宮殿は、壁面を飾るモザイク模様や漆喰細工が圧巻。アルカサルと並ぶ世界遺産のセビリア大聖堂は、圧倒的な存在感を放つ街のシンボルだ。イスラム寺院だった頃に造られた、ヒラルダの塔からの眺めも素晴らしい。

スペイン広場
スペイン広場を囲む回廊は、映画のシーンに使われるのも納得のスケールの大きさ。

メトロポール・パラソル
木の力強さを表現し、うねるようにそびえ立つメトロポール・パラソル。

1929年の万国博覧会の会場として建設され、映画『スター・ウォーズ エピソード2』のロケ地としても有名なスペイン広場も、ムデハル様式を取り入れた建築物。美しい噴水を囲む巨大な広場は、周囲に巡らされた回廊やスペイン各地の歴史を描いたタイル画など見どころも多い。斬新なデザインで異彩を放っているのがドイツ人建築家ユルゲン・マイヤー・Hがデザインしたメトロポール・パラソル。世界最大の木造建築は一見の価値あり。

スペイン広場 (Plaza de España)
Av de Isabel la Católica, s/n, 41004 Sevilla, Spain

メトロポール・パラソル (Metropol Parasol)

Pl. de la Encarnación, s/n, 41003 Sevilla, Spain
https://setasdesevilla.com/

3. 美食の国で最高品質のイベリコハムを堪能する。

ハモン
1900年の創業以来、ハブーゴの伝統に基づくハモンを作り続ける「マキシミリアノ・ハブーゴ」。

世界有数の美食大国スペインの名産といえばハモン(生ハム)。そして数ある生ハムの中でも究極と言われているのが「ハモン・デ・ベジョータ・イベリコ」。60日以上ドングリを中心としたエサで育てられた豚だけを使用し、スペイン国内の4つの地域だけが生産を許されている、とにかく貴重な生ハムなのだ。その最高品質のイベリコハムを堪能したいなら、セビリアに近いハブーゴ地方のイベリコ豚専門店「マキシミリアノ・ハブーコ」へ。豚のことを知り尽くした牧場が経営する店だけに、高品質は折り紙付き。伝統製法によって作られたハモンを、一枚一枚手でカットしてもらってテイクアウト。シェリー酒を買ってのホテル飲みが最高。

イベリコ豚、シンコ・ホタス・セビリア
「シンコ・ホタス・セビリア」の店内には可愛らしいイベリコ豚のイラストも。

ハモン
ハモンは食べ応えのある120gから、手頃な60gまで3段階でオーダーできる。

レストランで堪能するなら、ハブーゴの名門「シンコ・ホタス」の直営店がお薦め。スライスしたての極上ハモンを思う存分楽しめる。食べたとたん凝縮された肉の旨みととろける脂の甘みが口いっぱいに広がり、たまらない美味しさだ。

4. フラメンコの生まれ故郷で、情熱のダンスを見る。

フラメンコ
フラメンコが生活の一部になっているセビリアでは、街中でダンサーに出会うことも。

テアトロ・ロペ・デ・ベガ
本格的な劇場としてミュージカルなどにも使われる「テアトロ・ロペ・デ・ベガ」。

アンダルシア地方はフラメンコ発祥の地。街の至るところにあるステージ付きのバーやレストランは「タブラオ」と呼ばれ、毎晩のようにフラメンコショーが繰り広げられる。フラメンコの魅力は、圧倒的なライブ感。切ない響きのカンテ(歌)に続く、怒涛のようなバイレ(踊り)の連続に圧倒される。庶民派のタブラオとは一線を画す、芸術的なフラメンコを見るなら「テアトロ・ロペ・デ・ベガ」へ。アンダルシア舞踏団をはじめ、プロ中のプロのアーティストが登壇する超一流の舞台だ。17世紀の有名な劇作家の名前の付いた劇場は、かつてはオペラ劇場にも使われ、豪華なシャンデリアや深紅のシートが美しい。大人数のダンサーによる本格的フラメンコに加え、スペイン各地で発達したローカル色たっぷりの舞踏も必見。

5. 宮殿を改修したアートなホテルに泊まる。

マーサーセビリア
パラシオの中庭を巨大なドームで覆って、光の差し込むロビースペースを創り出した。

世界中の高級ブランドから厳選したインテリアで、モダンで洗練された空間を演出。

「マーサー・セビリア」は、1880 年に建てられたパラシオ(宮殿)を、元の構造を維持しながらリノベートした、12室だけのデザインホテル。巨大なガラスのドームで建物を覆い、パラシオの特徴であるパティオ(中庭)を、そのままロビースペースに活かしている。モダンで洗練されたインテリアは、19世紀のブルジョア階級の室内装飾にインスパイアされたもの。家具や照明はフレックスフォルム、カッシーナ、アリック・レヴィ、サンタ&コールなどのブランドから厳選し、館内にはスペイン出身の画家オーガスト・プイグの限定コレクションが展示されている。

アンダルシア料理
地元の食材と伝統的なレシピを大切にしながら新しいアンダルシア料理を提案。

ホテルの自慢は、レストラン「マリア・ルイサ」の美食。セビリア出身のシェフ、ラファエル・リニャンは、最高品質の地元の食材を使い、アンダルシアの食文化の再創造を目指している。伝統的なレシピにクリエイティブなテクニックを加えた、モダンなアンダルシア料理が楽しめる。





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