TBS「新どうぶつ奇想天外!」に出演、学生作家の篠原かをりさんがクイズ作りの裏側語る – ニフティニュース

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 昆虫や動物が大好きで、そのあふれる知識を生かし、クイズプレイヤーとしても活躍する学生作家の篠原かをりさん。先日放送されたTBSテレビ「新どうぶつ奇想天外!」では、珍獣の宝庫である中米コスタリカのジャングルに潜入するレポーターとして登場、毒ガエルや巨大ヘビと素手で触れ合ったり、憧れの昆虫プラチナコガネに出会って涙を流すなど、ガチすぎる「いきものマニア」ぶりが大きな話題になりました。このたび、驚くべきいきものの雑学が楽しく学べるクイズ本を出すことになった篠原さんに、知られざるクイズづくりの裏側を聞きました。

■クイズ1問、いくらでしょう?

――『 フムフム、がってん! いきものビックリ仰天クイズ 』では、問題作成と解説執筆を担当されていますが、これまでにクイズの問題を考えるお仕事をされたことはありますか?

篠原 「高校生クイズ」などのクイズ番組や、ゲームセンターやケータイのクイズゲームに問題を作って提供したことが何回かあります。直接というより、大学で所属している「クイズ研究会」に依頼をいただいて作ることが多いですね。

――「1問につきいくら」みたいな感じでお金がもらえるんですか?

篠原 番組から依頼された場合は、何十問か作って「まとめていくら」という形で謝礼をいただけます。基本的に、1問につき200円くらいが相場で、作ったクイズが採用されるとさらにプラスしてもらえます。

――街のゲームセンターでクイズゲームに挑戦したら、自分で作ったクイズが出題された……なんてことはありますか? 

篠原 ありますよ。あと、私は昆虫が好きなので「ムシ検定」という特殊なクイズゲームの問題を作ったことがあるんですが、そのときはよくゲームセンターにやりにいきました。自分で問題を作ったから全部答えを知っているのに、早押しやタイピングのスピードで一般の方に負けてしまって、上位ランキングに入れなかったんです(笑)。

■クイズ制作のコツは何でしょう?

――わっ、今日履かれている靴も虫柄ですね。それはオリジナルですか?

篠原 いえ、売っていたものです。定期的にメルカリやヤフオクで「レディース・昆虫」というキーワードで検索してムシ柄のアイテムを買っています。この靴は意外と「TORY BURCH(トリーバーチ)」というブランドものなんですよ。

――おしゃれに見えてきました(笑)。クイズの問題を作るときのコツや法則ってありますか?

篠原 クイズの大会用の問題を作る場合は、最初は「知る人ぞ知る」系の難しい情報を出して、徐々に難易度を下げていく……というのが基本的なルールです。たとえば「リンゴ」が答えだった場合、すぐに解答ボタンを押されないように、まずは「バラ科の果物である」というような、絞りきれない難しめの情報を出して、そのあとに「ニュートンが万有引力を発見するきっかけになった」という中間レベルの情報を出して、最後に「うさぎの形にカットされる」という誰でも知っている情報を出します。幅広い知識をたくさん持った人から解答がわかっていくように、難易度の高いものから情報を小出しにするんです。でもテレビ番組の場合は、短くて簡潔な問題のほうが好まれますね。

■ひっかけ問題はどう見破ればいいでしょう?

――早押しクイズの場合、「〜は……、ですが〜」みたいな、ひっかけ問題もよくありますよね。

篠原 ありますね。自分が解答者として出る場合は、出題者の問題を読むスピードやイントネーションとかに注意して、ひっかけ問題かどうかを聞き分けて、「……、ですが〜」の先の本当の答えを先読みして答えるようにしています。問題を作る側の場合は、あやしい選択肢がいくつかあって答えが確定できずに解答者が悩むような、いい問題を思いついたときはやっぱり嬉しいですね。一方ですごく簡単な問題も需要があるので、クイズ作成者にはバランス感覚が大事なのかなと思います。

■子ども向けクイズで気をつけることはなんでしょう?

――今回の本は児童書ですが、クイズを作るときに心がけたことはありますか?

篠原 子どもは生きている年数がまだ短いので、大人に比べて知識の蓄積は少ないですが、中には異常に物知りな子もいるんですよね。だから「子どもだからといってナメてかからない」ということを意識しました(笑)。そういう物知りな子や大人でも楽しめるように、「高度な知識」というよりは、「あまり知られていないけれど、わかりやすくて面白い知識」を集めてクイズにしました。

――子どもの好きそうな、うんこ、おなら、おしっこのクイズもたくさん入っていますね。

篠原 子どもは誰でも下ネタが好きな時期がありますから。うちの弟を見ても、だいぶその時期が長かったなという印象があったので、多めに入れました(笑)。

――クイズの解説も、わかりやすい言葉を選んで書かれているなと感じました。

篠原 大人が対象の書籍を書く場合も、「卵胎生」とか専門的な言葉を当然のように使ってしまい、「普通の人はこの言葉は知りませんよ」と指摘されることがあるので、今回はとくに注意しました。ムシのハネの解説に「ラジエーター」という言葉を使いたいんだけど、わかりにくいから別の言い方に替えたりとか……。

■クイズに目覚めたのはいつからでしょうか?

――ご自身も子どもの頃から雑学の本が好きで、クイズの問題を自分で考えて、ご両親に出していたそうですね。

篠原 自分ではその記憶はないんですけど、父から「子どもの頃スーパーで商品を見ながら『これな〜んだ?』というクイズを端からずっと出された」とか「出したクイズに解答されるのをくやしがって、なにを答えても『不正解!』と言い続けていた」みたいな思い出話を聞かされました(笑)。

――弟さんに出題したりは?

篠原 弟は体育会系でまったく雑学が好きじゃなかったので、子どもの頃はクイズを出して遊ぶなんてことはなかったですが、今回の本のクイズを弟に出したら、思っていた以上に正解率が高くてびっくりしました。

■動物園に行ったら見るべきいきものはなんでしょう?

――『いきものビックリ仰天クイズ』は、「動物園」「水族館」「昆虫館」と3つの章に分かれていますが、それぞれの場所で会えるおすすめのいきものを教えてください。

篠原 「動物園」のおすすめはキーウィです。キウイフルーツに似たニュージーランドの飛べない鳥なんですが、今、日本には大阪の「天王寺動物園」にしかいなくて、もう高齢なんです。今後は輸入する予定がなく、あと数年以内には日本で見られなくなる鳥なので、今すぐ見に行ってほしいです。「水族館」は、「マクセル アクアパーク品川」のドルフィンパフォーマンスをぜひ。ライトや水の演出もすごいし、イルカも一糸乱れずに芸を見せてくれて、イルカ界の「劇団四季」みたいな感じでレベルが異常に高いんです。逆に、「新江ノ島水族館」のイルカショーは、イルカが全然トレーナーさんの言うことをきかなくて、学生演劇の「はちゃめちゃだけど、元気があってよろしい」みたいな感じで(笑)。日本各地のイルカショーを見比べるのは面白いですよ。「昆虫館」のイチオシは、オオゴマダラという大きなチョウのサナギです。金ピカのメタリックで、すごくきれいなんです。

■篠原さんが育てているいきものはなんでしょう?

――いま、ご自身で飼育しているいきものは?

篠原 哺乳類は、ラット(どぶねずみ)と実験用のマウスがいます。ラットは肩に乗るくらいなついてくれました。ハムスターよりなつきます。ネズミは雑食でなんでも食べますが、一番の好物は味をつけていないポップコーンです。

――名前はつけているんですか?

篠原 マウスにはつけていませんが、ラットはつけています。4匹いて、毛のないピンクっぽい子はハムに似てるから「ハム」、ミルクティー色の子は「ティー」、俵形のカニクリームコロッケに似た子は「コロちゃん」、クマに似た子は「クマちゃん」です。オス2匹、メス2匹なので、繁殖させてみたいな〜と。

――えっ、ネズミ講っていうくらいだし、ものすごい数になってしまうのでは……?

篠原 1回の出産で、8匹から16匹くらい生まれるらしいので、2組のカップルそれぞれが16匹ずつ生んでしまったらと思うと怖いのですが……。

――ひえー、昆虫や爬虫類もいっぱいいるんですよね?

篠原 イモリ、タランチュラ、ドジョウ、ゴキブリなどいろいろいます。ドジョウは適当に扱っても勝手にごはんを食べてどんどん大きくなってくれるので楽でいいですよ。

■篠原さんが初めて出たクイズ番組はなんでしょう?

――篠原さんがクイズ番組に出たのは、日テレの「高校生クイズ」が最初ですか?

篠原 はい。私はメガネをかけたダサめの男子が好きなので、「高校生クイズ」はクイズ番組というより、好きなタイプの男子を見る番組だと思っていたんです(笑)。でもある年、普通にイケメンの男子が出たときがあって、仲の良かった女友達がそのイケメンに会うために「クイズ研究会を作りたい」と言い出して。それに乗っかって一緒にクイズ研究会を始めて、「高校生クイズ」に応募して予選を突破してテレビにも出て……。「高校生クイズ」の現場には、私の好みの男子が600人もいたんですよ! だんだん「偉そうにしているタイプ」とか、「心から優しいタイプ」とか、メガネのダサい男子の中にもいろんなベクトルの人がいて、細分化されているんだなということがわかって、亜種も見分けられるようになりました。一般の人には全部同じに見えていると思いますが……。

――今後、書いてみたい本のジャンルはありますか?

篠原 これまでに昆虫や動物などいきものに関する本を書いてきましたが、人間もいきものなので、人間の生態に踏み込んだ本が書いてみたいです。

――篠原さんは文章も面白いですが、ご自身のキャラクターや発言もすごく面白くてタレント性があるので、テレビにもたくさん出てほしいです。

篠原 ありがとうございます。テレビに出ると、amazonの本のランキングが一瞬上がったりするので、嬉しいですね。今回のクイズ本もたくさん売れてほしいです(笑)。

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……こんな篠原さんが考えた「いきものクイズ」、どんな問題か気になりますよね。ぜひチャレンジしてみてください! 問題はこちら→ http://bunshun.jp/articles/-/7888

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(「文春オンライン」編集部)





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