セールしない「スタイルデリ」 最安値より満足度の服 – 日本経済新聞

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 女性向け衣料・雑貨ブランド「スタイルデリ」で人気を誇る、ネット専業の製造小売り(SPA)のネバーセイネバー(東京・渋谷)。モノによっては原価率が70%に達する品質本位を掲げ、アパレル業界に風穴を開けようと新たな企業モデル作りにいそしむ。磐井友幸社長は「洋服でもネットでもない。目指すはクリエーティブカンパニー」と宣言する。

 ――オフィスに赤ちゃんがいますね。

 「うちは子連れ出勤OK。泣いたら会議が中断しますが(笑)。この前は犬を連れてきた社員がいて、走り回っていたなぁ。働きやすい環境が一番で、良いアイデアも浮かびます」

 ――自由に働くというのは逆に難しいです。

 「共通の価値観とビジョンがあって、結果で勝負するというのが理想ですね。自由は不安ですが、縛っていたら面白いことなんてできない。結局、遊びも仕事もない。何にお金を使うのかという時代です。孫(正義)さんがすべての産業は再定義されるべき、というのはまさに、その通りだと思います」

■ネット販売で生産地に還元

 ――素材の質の高さなどが特徴のスタイルデリですが、今の経営テーマは何でしょうか。

 「初めはファストファッションの走りとして、最安値の洋服を長くやっていました。楽天など色々なネットモールで1位にもなりました。でもブランドにはなれなかった。安いだけで支持されると、他が安いとそちらに顧客は流れてしまいます。やはりうちで買いたいという顧客を増やさないと、ダメだなと」

 「スタイルデリは百貨店より安いけど質では負けていない。ファストファッションの価格では買えないというポジションです。満足度が高いのは原価率が高いことです。70%という商品もあります。そしてセールは一切しない。多くのアパレルでは原価率が20%で、売れ残ると最大80%オフというケースもあります」





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