コミック、文芸、ビジネスが3か月連続前年超え:店頭売上前年比調査 2018年10月【日販調べ】 – 日本出版販売株式会社

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日販の「店頭売上前年比調査(10月期)」が発表されました。

これは当年・前年ともに売上データが取得できている店舗を集計対象としたもの。10月は1,906店のデータをもとに作成されています(9月も同店舗数)。

9月に続き10月も新刊の大物に恵まれました。10月から順次放送が始まっている秋クール映像化作品にも注目が集まっています。

コミック、文芸書、ビジネス書は3か月連続での前年超え。どのジャンルも、全体的に店頭売上は回復基調にあります。

ジャンル別 前年比・構成比

続いて、ジャンル別の調査結果を細かく見ていきます。

雑誌

9月に回復傾向が見えてきた雑誌ジャンル。10月も落ち幅少なく推移し、9月は安室奈美恵さん関連雑誌が長期間売れたのに対して、10月は付録つきの雑誌に注目が集まりました。

なかでも話題になったのは、“世界初のアルマーニ付録”をつけた「&ROSY」。GIORGIO ARMANI beautyの人気商品「エクスタシー シャイン」のミニサイズが平筆つきで付録になっており、予約分は完売、発売日以降売り切れ店が続出しました。

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また子ども向けでは、9月に放送が始まった「仮面ライダージオウ」の関連タイトルが好調に推移しています。

書籍

冒頭で紹介したとおり、書籍ジャンルでは文芸書・ビジネス書が3か月連続の前年比クリア。また実用書が、2017年12月以来となる前年比100%超えを記録しました。

実用書の売上を牽引したのは、先日欅坂46を卒業した今泉佑唯さんのファースト写真集『誰も知らない私』。また、テレビ露出で話題になっている『医者が考案した「長生きみそ汁」』もよく売れました。

一方で、昨年『ざんねんないきもの事典』がブレイクした児童書、ノーベル文学賞受賞で“カズオ・イシグロブーム“が起きた文庫では苦戦が続いています。

ただ、引き続き「下町ロケット」シリーズが好調に売れており、11月8日(木)にはいよいよ伊坂幸太郎さんの1年ぶりの新刊『フーガはユーガ』が発売されました。文芸書を中心に、書籍ジャンルはまだまだ盛り上がりそうです。

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コミック

店頭売上を牽引したのは、『HUNTER×HUNTER』第36巻、『名探偵コナン』第95巻、『名探偵コナン ゼロの日常』第2巻。『名探偵コナン』はスピンオフ作品も100万部を突破、第95巻発売にあわせて行なわれた「黒の名刺フェア」も話題になりました。同作は年輩の読者も多いのが特徴です。

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9月に『SLAM DUNK 新装再編版』が全巻出揃ったことで、その後の店頭売上の動きが懸念されていましたが、それは杞憂に終わりました。

各レーベルで値上げが続いていますが、売上を落とすことなく、コミックジャンルは3か月連続での前年超えとなりました。

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11月に入って書店店頭は一斉にクリスマス仕様に様変わりし、年末年始を迎える準備も着々と進んでいます。また商品についても、すでに予約が殺到し話題になっている百田尚樹さんの新刊『日本国紀』をはじめ、大物新刊が控えています。

それらがどう売上を引っ張っていくのか、楽しみに見守りたいと思います。

日本国紀
著者:百田尚樹
発売日:2018年11月
発行所:幻冬舎
価格:1,944円(税込)
ISBNコード:9784344033856

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